大用研究室 関西学院大学

ゼミ「メディア工房」の紹介

シラバス上での目的と目標


授業目的
  • 履修者は人工知能または認知心理学についての理解を深める。
  • 履修者は定量的および統計的な分析の技法、人工知能技術を用いたデータ分析やソフトウェアを活用できるようになり、または認知心理学の実験を実施できるようになる。
  • 履修者は研究を組み立てる能力と上記の過程で得た知見を発表できる能力を習得できる。
到達目標
  • 人工知能や認知心理学に関する知識を深め、それを応用できる。
  • 文献の調査を行いながら、データの適切な取り扱いや分析、考察、可視化、レポート作成ができる。
  • 各自の研究成果等についての口頭発表や質疑応答、議論のスキルを習得する。
キーワード
  • 人工知能、認知心理学、機械学習、Python、統計学、データ分析

先生の話

大用先生からのメッセージ


大用先生

大用 庫智 教授

学生一人ひとりの興味や関心を大切にしながら、
深く学べる環境を整えています。
一緒に探究の面白さを味わいましょう。

ゼミはどんな場所なのか

ゼミの学びと特徴について


大用先生のゼミは、人工知能(AI)や認知心理学の知見をベースに、 データ分析やソフトウェア活用を通じて、情報を正確に読み解く力と 表現する力を身につけることを目指すゼミです。

このゼミでは、書籍や実践課題を通じて、認知心理学の理論やAIの技術について深く学びます。

2024年度には「認知バイアス」や「強化学習」といったテーマを中心に、 文献を読みながらディスカッションを行いました。また、プログラミング講習では、 一問一答形式で基礎を固めるとともに、実際の分析作業にも挑戦しました。

2025年度には、画像認識をテーマに、認知心理学の視点とプログラミングの技術を融合させた 実践的なプロジェクトにも取り組んでいます。AIによる認識と人間の認知の違いを比較しながら、 それぞれの特徴や課題を考察する内容です。

このゼミの魅力は、文系・理系を問わず、「考える」「分析する」「伝える」力を総合的に育てられるところにあります。 文献調査から実験設計、データ分析、発表までの一連の研究プロセスを経験することで、 研究スキルを実践的に身につけることができます。

専門的な知識だけでなく、情報リテラシーや論理的思考、プレゼンテーション能力といった、 これからの社会で求められる力も自然と鍛えられるゼミです。

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